アゼガミ治療室の施術は、対症療法(痛み、しびれ等を痛み止めにより感覚を鈍らせて軽減する療法)ではなく、体の不調の原因を取り除き 根本的に改善していくことを目指します。
身体を「改善する」ということは、身体を「育てる」ということです。植物を育てるのと同様に「条件作り」と「期間」が必要です。
身体を育てる条件として、右の図にあるように、「構造」「環境」「精神」3つの要素をチェックすることが必要です。
1.安静
施術後、数日はなるべくゆとりのある生活をしましょう。
運動は散歩程度が適当です。
特に施術した当日は安静にしましょう。
また、正しい座り方、腰かけ方は最も重要です。
・長時間の乗り物
・ソファなど柔らかいものに腰かける
・長い時間座っている
などは負担になるので、出来るだけ避けましょう。
やわらかいベッドも避けた方がよいでしょう。
2.好転反応@「自覚症状」
施術によって身体は変化をはじめます。
傾いていた身体にはそれを支えるための多くの緊張した筋肉があり、その中には疲労物質が蓄積されています。身体の構造が良くなることによってその筋肉がゆるみ疲労物質が排出されるので、肝臓で解毒されるまではだるさ等の症状が出ることがあります。
また、慢性状況の場合は感覚神経が麻痺したり鈍っているため、本来感じるべき自覚症状を感じていない場合があります。
それが自らよくなろうとする力によって状態が改善していく段階では、まず神経が現状を感じ認識するため、施術をはじめた当初には 前よりも自覚症状がはっきりする場合があります。
3.好転反応A「筋肉痛」
傾いている身体は、必ず縮こまった筋肉と伸びて張った筋肉によって支えられています。身体がまっすぐになることによって、縮こまっていた筋肉が伸びようとするときに引っぱられるので筋肉痛のような痛みがおこることがあります。
本来の正しい状態に戻ってゆくために起こる一時的なもので、なじんでくればおさまります。
4.施術の頻度、回数
施術の頻度、回数は、その方の状態によって異なります。また良くなろうとする力と今までの悪い生活習慣からくる日々の負担とのバランスによって、同じような症状であってもかなり違ってきます。
(ひとつの目安としてはこちらを参考までご覧ください。>>施術にあたって)
せっかく施術を受けても、今までどおりの悪い座り方や生活習慣を続けていると効果があがりづらくなることがあります。必要な注意事項を守ることによって、効率よく改善していきましょう。
>>さいたま市浦和の鍼灸整体・アゼガミ治療室HOMEへ
|