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高気圧エアー・カプセルの仕組み
●高気圧エアー・カプセルとは
カプセル内の気圧を上昇させた状態で(通常は1気圧→気圧を高くする)一定時間過ごすことにより、通常の呼吸で得られるよりも多くの酸素を身体に取り込むシステムです。
●効果のしくみ
通常の大気圧は1気圧、酸素濃度は約21%ですが、普通に呼吸するよりも身体への酸素供給度を上げることにより健康増進を図ります。
呼吸によって取り込まれた酸素は、赤血球中のヘモグロビンと結合して末梢組織まで運ばれます。これを「結合型酸素」といいます。しかし、この結合型酸素はヘモグロピンの量より多くは運べず取り込まれる酸素量に限りがあり、 また毛細血管は結合型酸素より細いので血管の汚れなどの体内環境要素とあいまって血流が悪くなりがちです。
結合型酸素のほかに血液や体液に分子のまま溶け込んで運ばれる「溶解型酸素」があります。毛細血管よりも小さく通りやすいサイズなのですが、その量はほんのわずか。
この「溶解型酸素」はサイダーやコーラなどの炭酸飲料のように液体に酸素分子が溶け込んだものなのですが、「液体に溶解する気体の量は気圧に比例して増える」(=ヘンリーの法則)ため、環境気圧を高めることで血液中に溶解する酸素量を増加させることができます。酸素吸入だけでは不可能なことで、気圧上昇があってはじめて溶解型酸素を増やすことができるのです。
高気圧エアー・カプセルは
気圧をあげて溶解型酸素を増やす
ことで酸素供給度をあげる仕組みといえます。
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